おもちの日記

不妊治療の振り返り、現在の育児のこと、趣味のことを綴ります

不妊治療体験記

不妊治療23:昇進

3つ目のクリニックの初採卵で得た受精卵が胚盤胞まで育たなかったため、そのまま次の周期でも採卵に臨むことになりました。通算では5回目の採卵になります。前周期で行ったERA検査の結果が出るまでには時間がかかり、この周期の移植に間に合うかどうか、とい…

不妊治療22:採卵4回目とERA検査

夫が男性不妊のクリニックに通ってクロミッドを飲み始めてから3か月ほど経った頃、精子数がWHOの基準値には満たないものの彼なりにそこそこ増えたため、ようやく3つ目のクリニックでの初の採卵周期に臨むことになりました。採卵当日の朝に男性不妊のクリニッ…

不妊治療21:3つ目のクリニック

通算3回目の採卵、6回目の移植が成果を出せずに終わった後、夫が男性不妊専門のクリニックに通うようになった一方で、私は夫の通うクリニックと連携している、選別精子を新鮮なまま持ち込めるレディースクリニックを求めて、2回目の転院をしました。 3つ目の…

不妊治療20:2回目の転院

通算で3回目の採卵、6回目の移植の後、私達夫婦は、男性不妊専門のクリニックを受診しました。そこで夫の男性不妊を詳細に検査していただいたところ、箸にも棒にも掛からぬわけではないということがわかり、先生から不妊治療継続のGoサインを得ることができ…

不妊治療19:男性不妊専門のクリニックを受診

説明会に参加 2つ目のクリニックでの通算6回目の移植が着床せずに終わった私達は、もう少し正面から男性不妊と向き合うべく、秋葉原にある男性不妊専門のクリニックの説明会に参加することにしました。 説明会には夫と2人で参加しました。雑居ビルのワンフロ…

不妊治療18:作戦変更

不妊治療のやめどきを意識 不妊治療を始める際には、不妊治療をやめる条件もあらかじめ決めておく方がよい、というWebの記事を読むことが多かったと思います。にもかかわらず、私達の場合は、明確には決めていませんでした。ただ、40歳になったら考え直そう…

不妊治療17:採卵3回目、移植6回目

2つ目のクリニックでの初の採卵 不妊治療クリニックを転院してはじめての採卵と移植に臨むことになりました。 先生と相談して、まずは、初期胚を育てて新鮮なまま移植する計画にしていました。 新しく通い始めたクリニックは、ナチュラル志向の強いところで…

不妊治療16:排卵フォロー周期

2つ目のクリニックの初診 1つ目のクリニックへの最後の通院から1か月弱ほど空いて、2つ目のクリニックへの通院が始まりました。 はじめての診察は平日でしたので、有休をとって受診しました。 細かいことは大分忘れてしまいましたが、まず待合室の広さにびっ…

不妊治療15:2つ目のクリニック

2つ目のクリニックを選んだ理由 はじめのクリニックでの2回の採卵と5回の移植を終え転院を決意した私達夫婦は、みなとみらい駅の近くにある、ナチュラル志向で有名なクリニックを、2つ目のクリニックとして選びました。 家や会社から通えるところ 実績があり…

不妊治療14:1回目の転院

判定日の先生からの説明 1つ目のクリニックでの2回の採卵、5回の移植が終わりました。 5回目の移植の判定日、先生からの説明はやはり、胚盤胞のグレードは見た目で判定していて、実際に着床するかどうかは移植してみないとわからない、ということでした。 そ…

不妊治療13:6日目胚盤胞の移植

2回目の採卵の後、2か月のお休み周期を経て、凍結していた最後の6日目胚盤胞を移植することになりました。 私はそれまでにすでに4回の移植をしていて、うち2回は凍結胚の移植だったのですが、2回共排卵をさせてから移植するスタイルでした。通算5回目の移植…

不妊治療12:お休み周期×2

お休み周期 年度末の激務の中挑んだ2回目の採卵、4回目の移植が不発に終わりました。 判定日の日、辛うじて採卵から6日目で胚盤胞を1つ凍結できたことを先生からうかがったのですが、ショート法で採卵をしていたので、その次の周期は、お休みとなりました。 …

不妊治療11:未遂に終わった二段階移植

採卵の前日に遠方に住む祖父が亡くなったものの、なんとか採卵とお葬式の両方を全うすることができた私達は、予定通り、その周期のうちに新鮮胚移植に進むことになりました。 通算で4回目となる今回の移植では、先生に勧められた通り、二段階移植を試す予定…

不妊治療10:採卵2回目

卵の育て方 3ヶ月間のお休み周期を経て、私達は2回目の採卵に臨むことになりました。夫の精索静脈瘤手術が終わってちょうど3ヶ月ほど経った頃です。 ちょうど年度末で、私の担当するプロジェクトでは、再度出張を伴うサブプロジェクトが始まっていた時期でし…

不妊治療9:お休み周期×3

お休み周期 初の採卵で得た3つの胚盤胞の移植がどれも陰性に終わってしまいました。 通院を始めた頃に参加したクリニックの説明会では、先生は、若くて健康なカップルが毎月タイミングをとっても、半年に1回妊娠するくらいの確率で、胚盤胞移植であれば、3回…

不妊治療8:精索静脈瘤手術

夫の治療の状況 1つ目のレディースクリニックの初診の検査で男性不妊の判明した夫は、クリニックに週末だけ来られている泌尿器科の先生に診ていただいていました。 最初の診察で精索静脈瘤が見つかったため、半年先に手術を予約しましたが、この半年間も惜し…

不妊治療7:凍結胚移植2回目

2回目の凍結胚移植の方法 前周期では、初の採卵で凍結した2つの胚盤胞のうち、見栄えの良い方を移植しましたが、着床せずに終わってしまい、次の周期で最後の1個を移植することになりました。 前回の移植で惜しいところまでいったので、基本的には同じ方法で…

不妊治療6:不妊治療の先輩との出会い

確か、私が1回目の凍結胚移植をしていた頃、同じ会社で不妊治療をされている先輩とお話しする機会がありました。 私は自分が不妊治療をしていることを仲の良い同期の友人に打ち明けており、日頃から治療の進捗や愚痴等を聞いてもらっていたのですが、その友…

不妊治療5:凍結胚移植1回目

初の採卵で凍結した胚盤胞は2つあり、見栄えの良い子から移植していくことになりました。前周期と同様、排卵をさせてから、移植をすることになりました。この周期ではなんとか排卵日を特定でき、移植に進むことができました。 確か、このときは、排卵後、移…

不妊治療4:凍結胚移植に進むまで

不育症検査 初の顕微授精はガッツリ刺激するショート法での採卵でしたので、次の周期はお休みすることになりました。 この間に不育症の検査として、NK細胞の血液検査と、子宮鏡検査をしましたが、どちらも問題が検出されることはなく終わりました。 また、ち…

不妊治療3:はじめての顕微授精

ショート法 はじめての顕微授精は、院長先生にすすめられた通り、ショート法で行うことにしました。 私に特に問題が見つからなかったこと、男性不妊であれば受精卵が育たないこともあるので、たくさんとれる方法がよいということもおっしゃっていたと思いま…

不妊治療2:顕微授精を始めるまで

男性不妊の先生を受診 精液検査で残念な結果を得た私達夫婦は、院長先生のすすめてくださった通り、男性不妊の泌尿器科の先生を受診しました。 ここではじめて、男性不妊を扱うのは泌尿器科であることを知りました。 血液検査の結果から、夫はいわゆる男性ホ…

不妊治療1:治療のはじまり

不妊治療をはじめたきっかけ 私達夫婦は、2016年4月に結婚し、2017年5月に不妊治療を開始しました。開始時の年齢は、私34才、夫33才でした。 不妊治療のクリニックに行くことになったきっかけは夫です。 夫は義母から、不妊治療のクリニックで検査してもらう…

娘を授かるまでの不妊治療 概略

私達夫婦は2016年4月に結婚しました。 2017年5月、私がギリギリ34才のとき、はじめて不妊治療のクリニックに行きました。 はじめの一通りの検査で男性不妊がわかり、いきなり顕微授精から始まりました。 2年間ほど顕微授精を繰り返し、私が37才になった頃、7…